【木星会トップページ】

拡大撮影時のアイピース使用とバローレンズ使用の比較テスト
(私見です)


使用機材
D75mmf500mm鏡筒
VGAカメラ(ゲイン800、露出1.00秒)

画像 (2) (3) (4) (5) は原寸、トリミングしています。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(1)

↑これを、約11mの距離に置きます。
木星の視直径を36秒とすると11m向こうの約1.9mmです。
(多分そうです?、間違っていたらメール下さい)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(2)

バローレンズ+カメラ(指定位置)
良いです、問題ありません
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(3)

24mmアイピース使用(合成焦点距離 約1,900mm)
同じく問題ありません

(2)(3)を比較すると、モニター上も画像も、ほぼ同等に見えます。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(4)

バローレンズ+カメラ(指定位置から65mm後方に移動し、拡大率をアップ)
チョッと離し過ぎ(^^;
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
(5)

24mmアイピース使用(カメラを35mm後方に移動、合成焦点距離 約2,600mm)
今シーズンの火星撮影はこの組み合わせを多く使用しました。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



(まとめ)
今回のテストでは、基本的には、同等の結果でした。
WebカメラやVGAカメラは31.7mmスリーブ仕様が多いのでバローレンズが使い易いです。
性能も変わらず、軽量で、機材への負担も少なく、実際、現在惑星を撮っている方はバローレンズ派が多いです。
ただし、このバローレンズで拡大率を上げ過ぎる(カメラを離しすぎる)と、中心付近のコントラストがやや低下(周辺減光?)するようです(4)



【木星会トップページ】