アイピース比較

最近老眼が・・・白内障も・・・
観望対象:惑星を中心に
木星会観測所
画像
メーカー等



タカハシ
TOE-4o
TOEシリーズの4oだ、消費税up前に駆け込みで購入した。
R01.09.17現在、未だ惑星を見ていないが、遠景は良く見えるので期待したい。
C環
Carl Zeiss
AU-4

ツアイスのアッべオルソU。
再販されたもので、バローレンズ付きの4本セットだ。

「最高の切れ味で、バックの抜けも抜群、世界一の惑星用アイピースだ」と書きたいが、
飾ってあって、未だ惑星を見た事が無い・・・。

NAGLER ZOOM
3o-6o
テレビューのズームアイピースだ、しばらく行方不明だったが出て来た。
ズーミングによる視野の変化は少ないほうで、PENTAX 75SDHFで使っている。

カールツアイス
A 6mm

良く見える。
短焦点の中では使用頻度が高い。
A
笠井トレーディング
アストロプラン(タイプ)
5o
12,420円

レンズ構成は3郡5枚だがツアイスでは無い、アストロプランタイプと言ったが良さそうだ。

A
谷光学
Or 4、5、6o
4,980円
谷光学のアッべタイプのオルソスコピックである。
アイリリーフが短く、覗き難いが慣れると良く見える、高額アイピースにも劣らない見え方だ。
価格も5,000円弱で、費用対効果は抜群、重量も軽く、小型の機材でも全く問題ない。
OEMで他社にも供給されていた、この形のオルソは、ほとんど谷光学製と思われる。
A
TMB
Supermonocentric
6o
?円 忘れた。

TMBスーパーモノセントリック、有名なアイピースである。
視野は狭く、アイリリーフが短く覗き難い、私は眼鏡を取って覗いている。
見え方は、多くの方が記載されている通りである、明るくて抜けが良く、暗い鏡筒にも十分対応できる。
高倍率で惑星を楽しむのに向いている。
ラジアンと比較される事が多いが、光学性能は甲乙付け難く、好みの問題だと思う。
A
TMB
Supermonocentric
5o
?円 忘れた。

TMBスーパーモノセントリック、有名なアイピースである。
視野は狭く、アイリリーフが短く覗き難い、私は眼鏡を取って覗いている。
見え方は、多くの方が記載されている通りである、明るくて抜けが良く、暗い鏡筒にも十分対応できる。
高倍率で惑星を楽しむのに向いている。
ラジアンと比較される事が多いが、光学性能は甲乙付け難く、好みの問題だと思う。

ペンタックス
XO 5o
31,500円

視野 44°レンズ構成3郡5枚 アイリリーフ 3.6o 37mm×45mm90g

ペンタックスの惑星用XO5oである。smcPENTAXo-5oの後継機でアメリカンサイズだ。
惑星専用だけあって、よく見える、作りも高級感があって間違いの無い1本だ。

再販をお願いしたい。
A
ペンタックス
XP‐3.8o
18,900円

ペンタックスの惑星撮影用XP‐3.8oである、他に8o、14o、24oがある。
24oは木星と土星の、14oは火星の、拡大撮影に使っていた。
レンズ面の反射が少なくゴーストも出ない、ペンタックスが拡大撮影専用と謳っているだけの事はある。
「眼視用として使用も可能」と書いてあるが、アイリリーフが短い事や、径が24.5oなので眼視では使った事は無い。

ペンタックス
smcペンタックスO‐5o
?円

径は24.5o、出雲星空観望会で譲って頂いた
覗き易さはTMB=smc6o<ラジアン。

ペンタックス
smcペンタックスO‐6o
14,700円?

径は24.5o、オークションで6oを入手した。
覗き易さはTMB=smc6o<ラジアン。
A
ビクセン
LV 5o
10,000円位?
アイリリーフ 20o

初期のビクセンLV5oである、今はカタログ落ちしている。
発売当時としては珍しく、ゴム見口が折り返せて、眼鏡使用者にも使い易いアイピースだった。
ただ、長く使うとゴムが千切れてしまう(^^;。

アイリリーフは20oで覗き易く、観望会等でも使い易い。
B
バーダープラネタリュウム
Genuine Ortho 5mm
8,800円
国際光器が扱っているbaader planetarium社製のGenuineOR5oである。
笠井の国産アイピースとよく似ている。
狭い業界なので製造元が同じかもしれない、もし国産なら安心だ。
A
国産PLタイプオルソ
2,980円
スコープタウンで扱っているreasonableなアイピースである。
バレル部のメッキも内部の艶消しも、それなりだが、覗くと良く見えて2,980円とは思えない。

H24.05.18土星を見た、良く見える。
笠井トレーディング
Kasai HC Or-5mm
8,800円
Kasai HC Or-5oである、バーダープラネタリュウムのオルソとよく似ている。
外箱やキャップは同じ製品に見える、本体は若干違うが焦点はほとんど同じだった。
見え方は、シーイングが悪く何とも言えないが、次回に期待している。

A
中国製
PL6.5o
2,650〜3,150円
ケンコーが扱っている中国製PLである。良く見える、2本位買っても損の無いアイピースだ。
これとスコープタウンの国産PLタイプオルソは、価格以上に見える(個体差がある?)。

SVBONY
Aspheric Eyepiece
10o、23o、(4mm)

アマゾンで見付けた。4o(1,480円)、10o、23oの3本で3,370円の非球面アイピースだ。
収差は残っている・・・驚き価格のアイピースだ。

アイリリーフは長く覗き易い、観望会や入門用に良いと思う。
(4o 250倍で土星を見たが・・・Bクラスだった。10oと23oは使えると思う。)
B



テレビュー
Radian 4o、6o
29,400〜31,500円

視野 60°レンズ構成 7枚アイリリーフ 20o

テレビューのラジアンである。高品質高性能の惑星用アイピースとして有名だ(生産終了?)。
バロー系(スマイス)レンズは組み込まれていないようだ。
暗くて広いバックの中に、しっとりとした落ち着きのある惑星像を見せてくれる。
アイリリーフが長く覗き易く、惑星用としては一番気に入っている

TMBと比較される事が多いが、光学性能は甲乙付け難く、好みの問題だと思う。
A
ニコン
NAV‐5SW 5o
35,910円

視野 72°、レンズ構成 6群8枚、アイリリーフ 18mm、56.5×91.0o、300g

Nikon NAV‐5SWである、ニコンが久しぶりに出した製品で、高級感もあって流石だ。
角目カバーが付属しているが、眼鏡使用者には無い方が使い易い。
視野は広く、周辺も良像だ。これも惑星専用では無く、何にでも対応できる優秀なアイピースだ。
A
Vixen SSW 5mm 36,000円

見掛け視界 83°、レンズ構成 4群7枚、アイリリーフ 13o、重さ 230g

覗き易く視野も広い高性能アイピースで、実売価格は28,000円位だ。
個人的好みを言えば、最新の性能をクラシックな外観で包んで欲しかった。

ペンタックス
XL 5.2o
?円 忘れた。

ペンタックスXL5.2oである。(モデルチェンジしてXWになっている。)
ちょっと重量があるが、視野も広く よく見え、古さを感じない。
惑星も良く見えるが、専用では無く、星団や星雲などにも使えるオールマイティーなアイピースである。
A
f=10o以上



セレストロンPL 25o

D20cm f1000o反射に付いていた。惑星用では無いが、アイリリーフが長く観望会等では使い易い。

Vixen NPL 10 o
2,940円

VixenPLの新型、アイリリーフ6.5mm、見かけ視界50°

ビクセン
LV_ZOOM
8mm-24mm
何時買ったか覚えていない、ずっと昔だ。
一本で済むので最高と思って購入したが、視野が変化して使い辛かった、殆ど使っていない。
同じ物(かどうかわからない)が今も売られている、需要は有るのだろう。







視野や抜け、覗き易さは無視して、ランドルト氏環を使って、比較してみた(鏡筒はTOA&75SDHF)。

<4oアイピース>
ラジアンとツアイス、TMB、谷オルソはシャープな像を結んで、同じ環まで分解出来た。違いは分からない、どれも良く見えた・A。
SVBONYは、ピントの山が分かり難く 上の4本に比べて1.5〜2環落ちる、少し色も付く・B。

ラジアンはアイリリーフが長く視野も広く覗き易い。ツアイス、TMB、谷オルソはアイリリーフが短く慣れが要る。TMBは視野は狭いが明るく見える。
SVBONYはアイリリーフが17oと長く、覗き易い。判定Bだが1,480円ならお買い得だ。
(H30年5月4日)


<5oアイピース>
良いアイピースが沢山ある、鏡筒はTOAを8pに絞って使った。
谷オルソ、smcオルソ、バーダープラネタリュウム、笠井オルソ、ニコン、ペンタックスXL&XO、TMB、VixenSSW等(アストロプランタイプが行方不明???)。
上でも書いたがPENTAX XO5oを限定でも良いので再販して欲しい。
・ショートアイリリーフ
 PentaxXO5≧TMB、谷オルソ=smc5o=笠井オルソ5o=Genuineオルソ5o・・・ランドルト氏環はどれも良く見えた。
・ロングアイリリーフ
 ニコンNAV-5SW≧VixSSW5o>PentaxXL5.2o>VixLV5o。

<谷オルソ、エルフレ>
生産終了になったアイピースだ。比較的安価で、良く見えるアイピースとして人気があった。
時々オークションに出るが2〜3倍の価格が付いている・・・。

良く見えるが、ショートアイリリーフで、一般の観望会には向かない。


<PENTAX XL>
観測所の主鏡筒で使っている、60〜460倍で各種の天体に対応できる。今は撮影中心になって出番が少ない。
これも生産終了で、XWにモデルチェンジした(XWは在庫があるのか、まだ売っている)。

大きくて重いので、観望会等で使った事は無い。



<VIXEN>
高級品からreasonableな物まで揃っている。
VIXENのアイピースはアイリリーフが長めで観望会等で出番が多い。

NPL20oがお勧めだ。HRの5oは出ないか?



<TMB>
TMBのスーパーモノセントリックアイピースだ。
惑星用に人気があるが今は生産されていない、これも一時期再販された時の製品だ。

視野は広くないが明るくて良く見える。アイリリーフは短く、覗き難いので、普段は使っていない。



<PENTAX>
PENTAXの惑星用だ、拡大撮影用は眼視に使った事は無い。
オルソ、XOとも良く見える、短焦点アイピースの中でXO5oの使用頻度が一番高いと思う。

XOは5oと2.5oあるが2.5oは持っていない、持ってても多分使わないと思う。



<Carl Zeiss>
ツアイスのアッべオルソU。
Uとして再販されたもので、バローレンズ付きの4本セットだ。

「最高の切れ味で、バックの抜けも抜群、世界一の惑星用アイピースだ」と書きたいが、
飾ってあって、未だ惑星を見た事が無い・・・。




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